NEWS(お知らせ)「創造性教育の理論と実践(集中講義)」を実施しました
2025年10月8日
沙巴体育官网_新沙巴体育【app平台登录】の全学連携科目として、今年度から開講された「創造性教育の理論と実践(Creative Learning Design Camp)」が9月12日(金)~16日(火)に4泊5日で行われました。
宿泊や活動の拠点は、栗山町にある雨煙別小学校コカ?コーラ環境ハウスで、小学生対象のワークショップイベントを岩見沢市(生涯学習センターいわなび)と札幌市(北海道大学)で開催しました。
この講義は、到達目標の一つでもある「創造的な学びとは何かを自ら身体的に実感し、その構造を理解し、創造的な学びの場を自ら構成?デザインできるようになる」という流れそのままに5日間進んでいきました。
まず1日目は、オリエンテーションで本プログラムの内容説明やアイスブレイクを行うところから始まり、講師(上田信行先生)のワーク「プレイフルラーニング」を学生自身が体験し、Creative Leraningとは何なのか?を体感するところからスタートしました。
上田信行先生によるワークの様子(Day1)
次に2日目は、岩見沢市生涯学習センター「いわなび」で講師(山内佑輔先生)が小学生を対象としたワークショップに参加し、実践者がどのような発言や関わり方をしているのか、参加した小学生はどのような反応をしていたか等、ファシリテーションを観察しました。午後には、これまでの実践者のワーク体験?観察したことをもとに、自分たちのワークショップ?デザインに取り組みました。
山内佑輔先生によるワークの観察(Day2)
3日目は、岩見沢校スポーツ文化専攻アウトドア?ライフコースの山田亮教授によるアウトドアのワークを体験して、グループでワークショップの準備を進め、実際に小学生相手に行うワークショップのリハーサルを行いました。
大学でのワークショップに向けた準備(Day3)
そして4日目は、自分たちでデザインしたワークショップを、北海道大学オープンイノベーションハブエンレイソウで実践し、多くの小学生に参加してもらいました。子どもたちも楽しみながら、創造的な学びを体感している様子が随所に見られました。
ワークショップ後の振り返りの様子(Day4)
最終日である5日目には、実際に4日目に行ったワークショップのリフレクションをメインに、どういうところが良かったのか、試行錯誤できるポイントなどを話し合ったり、グループで5日間通して見えてきたお互いの良さや特徴などを交流したりしました。
集中講義最後の集合写真(Day5)
最後のそれぞれの5日間を通した振り返りでは、「なんでもやってみればできると思えるようになった」「ワークショップを創る工夫はもちろんだが、創りあげる上で、必然的にメンバーとコミュニケーションを図るために工夫し、気づいたらたくさんの工夫をしていた」などこの講義を通して、各々が体験し得られたことに気付き、次のステップへとつなげていこうとする印象を受けました。
今回、ワークショップでご参加?ご協力いただいた小学生、そして保護者の皆様ありがとうございました。
来年度も実施予定となります。本学の学生の皆さん、創造的な学びを体験し、自分でワークをデザインしてみませんか?